クライエントご本人の最大利益を目指します。
クライエント中心療法や精神分析的カウンセリングだけでは、時間もかかり、身体的、認知的側面までもなかなか手が届かない場合があります。当所が採用している治療方法(EMDR,ホログラフィートーク、収納イメージ法、その他各種イメージ療法、各種タッピング療法、自律訓練法、認知療法など)は、基本を踏まえながら、クライエントの特徴や状態に合わせて、心身のあらゆる側面に焦点を合わせ、目的を達成しようとします。
キーワード:根治性、多面性、再発防止性、短期化
Q1 | 治療期間はどれくらいかかりますか? |
これは問題の大きさ深さ、本人の回復能力に大きく依存します。その為、問題が単一で回復力の非常に高い方だと2〜3回で良くなるということもあります。例えば、夕方になるとなぜか涙が出てくるという症状があり他に問題がなければ、当所の統合的なイメージ療法を施行すれば、1〜2回で治る可能性があります。問題が複雑で回復力が普通の場合、それなりの時間がかかります。通常3か月から半年を目安にしています。問題がさらに複雑だと、2〜3年かかる場合があります。 | |
Q2 | 治療をすると、苦しいことはないでしょうか? |
すでに何らかの悩みを抱えられ苦しんでおられる訳ですから、基本的にはその苦しみを軽減するということをやっていきます。ただ、今まで気づかなかった悩みにゆきあたり、それによってまた悩み出すということもありますから、そういう場合また調子が悪くなったと感じることがあります。しかし、それは治療上必要なことで、その事によってこそ、根本的に治ることができると考えられます。 | |
Q3 | 言いたくないことは、言わなくてもいいでしょうか? |
当所のイメージ療法やEMDR、身体技法では、それは可能です。問題の内容を言わなくても、身体で感じたり、イメージで思い描けたら、それらの方法で治療的に関与が可能です。 中学生くらいの男子でそういう方は時々いますが、十分に治療可能でした。 また、性被害に遭った方も、詳しい描写をするのに抵抗のある方が多いですが、同じく支障ありません。 |