Tオンラインカウンセリング
新型コロナウイルス感染症によって、生活が一変することになりました。当所でもこの状況に応じて(音声と映像による)オンラインカウンセリングを始めています。
特に今、感染が不安だから外へ出にくいという方には、オンラインがより取っかかり易いのではないでしょうか。また、従来からの社会恐怖、不安症、引きこもりの方にとっても入り易さにおいてオンラインは優れていると思います。そして、通信器機の発達と普及という時代の流れから、わざわざ行くよりもオンラインを選ぶ方が増えているということもあるかも知れません。そしていずれにしろ早期治療の道が開きやすいと言えます。
また、近くに心理カウンセラーが居なくて困っている方は大勢おられるのではないでしょうか。そういう方達にもオンラインカウンセリングは有益だと思えます。 近年オンラインカウンセリングに肯定的なエビデンスを示す研究も増えています。(Barak,Mallen,Leach&Christense) 心理療法は、傾聴と共感が基本ですが、顔が見えているビデオ電話ならその基本を守ることができると考えます。(Skype か ZOOMを利用します) また、これまでの相談内容はほぼ対応可能と思いますし、これまでの治療技法(統合的イメージ療法、ホログラフィートーク、収納イメージ法、夢イメージなど)も施行できます。 EMDRはある程度工夫する必要がありますが、実行可能だと考えられています。(「バーチャルEMDRガイドライン」による)(USPTに関しても今後の研究である程度可能だと考えています。) 但し、箱庭療法など当所に来て頂かないといけないものに関しては施行できません。 |
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家庭の中でどうしても子どもに暴力を振るったり、暴言を吐いたり、或いは無視したりしてしまう、そういう事を止めたい、治したい、止めるべきだと思っている、でもやってしまう、そういう保護者のために特別な枠を設定しました。それは、被害を受ける子どもを守ると同時に、保護者の心の癒しを目指し、速やかにこうした問題から解放されることを目的としています。保護者自身が困っています。そして、そういう事をしてしまうには、それだけの理由があり、その心の機微を見つめ、過去を振り返り、癒していくことで自然とそういう言動が減少していくことが期待できます。
また、悪いモデリングの解除や認知の改変によって、改善が確実になっていきます。 妻に対して暴力や暴言をしてしまう男性、またその逆の場合(DV)も、児童虐待と同じ心の機微があると考えられます。そして、子どもの前でそれをすることによって、児童虐待になってしまっています。この場合も、止めたいのにやってしまう方が該当します。 また、児童虐待を受けた子ども、DVを受けた妻(夫)も対象です。 料金は通常の半額にします。料金表の値段に二分の一を掛けてください。(この事は、児童虐待を憂える寄付者の支援によって実現しています。) (但し、短期療法全三回、全五回は適用しません。また、兵庫県子育て支援もこの半額割引の中に入っているというふうにご理解ください。) |